「工作」カテゴリーアーカイブ

キーボードを作ってみようかな

以前、電卓を作ってみたことはあるけど、あのときは基板なしで全部空中配線だった。

以前作った電卓のキースイッチ配線

ちなみに、今使っているのは、会社用が「HHKB Professional HYBRID Type-S」(和田さんのサイン付き)、自宅用が「Thinkpad Trackpoint Keyboard II」で、どちらも英字配列のものをDvorak配列で使っている。

電卓の時と同様に3Dプリンタでフレームだけ作って、空中配線頑張ればとりあえずキーボードは作れそうな気はしてるけど、今回は基板を注文してみたい。

以前、レーザープリンタとアイロンで自作基板を作ったときは、回路を設計するのにEagleを使ったような記憶があるけど、いつの間にかAutodeskの製品になっていたので、今回はKiCadを使ってみる。

形はHHKBを2分割したようなものにする

キーボードの形状はCHOCO60というのを参考にする。マイコンはProMicroがド定番みたいだけど、できればSeeeduino XIAOを使ってみたい。ピンの数足りないかな・・・。

キーキャップは以前買ったのがどこかにあるような気がするのでとりあえずキースイッチだけ注文してみた。TALP KEYBOARDさんで、Gazzew Boba Gum サイレントリニアキースイッチ ピンク 5ピン 52gというのを70個注文した。今思えば、ダイオードも一緒に注文しとけばよかったな。

とりあえずKiCadで回路図作ってみる

まずはシンプルにキーとダイオードとマイコンを並べてみるか。そういえば、左右分割のマイコン同士ってどうやって通信してるんだろうか。電源とGNDとDATAの3線でいけてるっぽいけど。QMKのソースコード見ればわかるんかな。

OCTOPRINTでリモート3Dプリントする

振り返ってみると2020年の記事が一個しかなかった。そもそもWordpressが好きになれないというのが大きな問題のような気もする。とりあえず2021年最初の記事では3Dプリンタをリモート制御してくれるWebアプリ OCTOPRINTを使ってみます。

なぜOctoPrint?

うちにある3Dプリンタはネットワークプリントに対応していません。(最近はWifi機能の搭載されたマイコンが安いからWifi機能が搭載された3Dプリンタも増えてるのかな?)

OctoPrintにはOctoPiというRaspberry PI用のRaspbian派生ディストリビューションがあります。そもそもRaspberry PIで動かすのがオーソドックスな使い方で、Raspberry PI以外で使ってるのはあまり見たことがないような。。。

OctoPiを搭載したRaspberry PIを3DプリンタにUSB接続しておくと、パソコンからOctoPiのWebアプリに対して印刷データを送ることでリモート印刷することができるようになるので、3Dプリントのトライ&エラーの繰り返しが楽になるはず。

今までSDカード抜き差し繰り替えするのがかなり面倒だった。。。一時期は東芝のFlashAirで簡易無線化してたのだけど、いつからかFlashAirがPCから見えなくなってしまったので、それ以来SDカード抜き差し方式に戻ってしまっていた。

セットアップする

OctoPrintの公式サイトからOctoPiのディスクイメージがダウンロードできるのでそれをいつものEtcherでマイクロSDカードに書き込む。ちなみにRaspberry PI公式サイトを見ると、いつのまにかEtcherじゃなくて専用のRaspberry Pi Imagerというソフトが用意されている。

EtcherでOctoPiのイメージを書き込んだら、マイクロSDカードの中にあるoctopi-wpa-supplicant.txtを開いてWifiに接続できるようにSSIDとパスフレーズを書き込む。このマイクロSDカードをRaspberry PIに差し込んで電源を入れてしばらく待つと、pi@octopi.localでssh接続できる。初期パスワードはいつものraspberry。ホスト名がraspberrypiではなくてoctopiであることに注意する。ついでにRaspberry PIのCSIポートにラズパイカメラを接続しておく。

いちおうpasswdでパスワード変更と、sudo apt update && sudo apt full-upgrade -y && sudo apt cleanで最新OSに更新しておく。(この手順ではOctoPrintは更新されてなかったみたい。この後でOctoPrintのWebUIを触ってたら更新通知がでてきてUI上から更新できた。)

あとはブラウザからhttp://octopi.localに接続するとOctoPiのセットアップがはじまるのでそれなりに設定値を入れておく。(忘備録:Original Prusa i3MK3の印刷範囲は250x210x210)

設置する

3Dプリンタの近くにRaspberry PIを置いて、USBケーブルで接続する。ただこのとき必要なのはTypeBのケーブル。ミニBでもマイクロBでもないごついやつ。最近TypeBなんて使う機会がないのでケーブルが手元になくて焦った。道具箱を漁ったらShigezoneで買ったタイプBケーブルが見つかった。たしかArduino UNO互換機とセットで買ったやつ。

OctoPrintの画面
OctoPrintの画面画面

Connectを押すとつながったぽい。Controlタブを開くとカメラの映像が表示されてヘッドのXYZを操作できた。

お試し印刷してみる

せっかくなのでタイムラプス撮影を有効にして何か印刷してみる。印刷データはプリンタにさしてあるSDカードにUploadするかRaspberry PIにUploadするかを選べるみたい。

OctoPrintのgががmがめがめn画面画面

ブラウザからUploadしたら印刷始まった。ヘッドとベッドの温度がグラフで表示されてかっこいい。

印刷中の様子が撮影される

最後に

ずっと前からやってみたいと思ってたのでとりあえず動くようになったのでよかった。

(プリンタを組み立てた時からOctoPrintは試してみたかった。実はOriginal Prusa i3MK3Sは制御基板に直接Raspberry PI ZeroをぶっさしてOctoPrintで制御できるらしいので、それを試そうと思って、組み立て時に制御基板ケースにZERO用の穴をあけておいたのだけど、ZEROだと処理速度がいまいちという情報を見かけたので、結局USB接続の3Bでやってしまった)

あとはRaspberry PIからプリンタの電源ON/OFF操作できるようにしたいのと、カメラとRaspberry PIの設置位置をちゃんと整えたい。そもそも温度維持のためのケースももうちょっときっちりしたい。今はスタイロフォームをガムテープで張り合わせてるけどペロペロはがれてきがちなので、接着するか、なにか別の方法でかっちり固定するかしたい。

ヘボコン・オンラインに参加した

2020年6月7日に開催されたヘボコン・オンラインに参加しました。

ヘボコンとは

デイリーポータルZの石川さんが主催されている、技術力の低い人のためのロボット相撲大会。

詳しくはこちら↓
ヘボコンとは

ヘボコン in つくると

本家のヘボコンは東京カルチャーカルチャー(渋谷)やMaker Faire Tokyo(東京ビッグサイト)で開催されてるけど、九州のMakerイベント「つくると」でもヘボコンが催されている。

実は、つつうららのマスコットキャラクターどん太君は、チームつつうらら・必殺技「からあげ」でつくると!3とつくると!5のヘボコンに出場経験あり。

つくると!3 ヘボコン結果ページ
つくると!5 ヘボコン結果ページ

2019大会は現地で観戦してた

去年は関東にいたので、本場のヘボコンを見てみようと思って東京カルチャーカルチャーで開催されたヘボコン2019を見に行った。現地で観戦してて思ったのはやっぱりヘボコンは参加したほうが面白いということ。

これは徳島にいたときの阿波踊りや、飯塚の山笠のときにも思ったことだけど、お祭り系のイベントは観戦よりも参加したほうが断然楽しい。

観戦もいいけどやっぱり参加するのが楽しい!

2020はヘボコン・オンライン開催!

ツイッターかなにかで今年のヘボコンはオンライン開催になったことを知る。Facebookのヘボコングループのページに参加申し込みして、準備の様子を見てたら、申し込みの告知が始まってたのであまり深く考えずに申し込みした。

おそらく申し込み多数で抽選になるので、参加はむずかしいだろうなーと思ってたら、主催の石川さんから当選のメールが届いた!

Besiegeでもどん太君

今回は、オンラインの物理演算ゲームが舞台だけど、チームつつうららなので、当然どん太君で参加する。

Besiegeはヘボコンで紹介されているのを見るまで、存在も知らなかったので、(あまり詳しくなりすぎないように)ちょっとだけ解説サイトを見たりして、どん太君を作る。

初代どん太君はこちら

最終形に比べるとお箸が細い、体が小さい。顔がコワい。。。

特徴を出そうとして風船をご飯粒に見立てた

風船の紐の長さを絶妙に調整することで、山盛りご飯風の形を表現した。ただ、このときは風船の色が黄色っぽくてちょっと玄米風。

このときは風船の色を変えられるのに気づいてなかった

白米・からあげ装備バージョン

出場前日に、白い風船が使えることに気付いて、一粒一粒色を変えて白米どん太君になった。米粒の数をなるべく増やすために、一粒植えてはシミュレーション再生して、米粒が破裂するとUNDOして違う場所に植える、というのを繰り返して、ちょっとずつ密度を高めていった。

本当は岩っぽいやつを唐揚げに見立てて、必殺技にしたかったけど、重い岩を投げる装置を作り切れず、茶色い風船のふわふわ唐揚げになってしまった。ヘボい。

でも、過去の2回のヘボコンでは、画像で唐揚げを表示したり、合成音声で「カラアゲ、カラアゲ、ビッグカラアゲ~」としゃべるだけだったので、今回のは、実はかなり進化している。

ヘボコン当日

当日までにこちらから送った情報は、どん太君のスクリーンショット一枚だけ。主催の石川さんも当日になるまでどんなロボットが出てくるのか把握されてないのがすごい。ほんとになにが出るのかわからない状態。

当日の様子はYouTubeのアーカイブをご覧ください!たくさんコメントもらえてうれしかったです。

ヘボコン・オンライン アーカイブ

最後に

どん太君はYouTube「つつうららチャンネル」のマスコットキャラクターだけど、ヘボコン出場を通じてちょっと知名度あがったかな?今回のZoom参加用に作ったTuTuURARAどん太君バーチャル背景も張り付けときます。

八耐参加

会場は前回と同じ渋谷のmixiさん

カフェスペース的なところで8時間すごします。

カウントダウンタイマーを作る

少し前から大きいサイズの7セグLEDを使ったカウントダウンタイマーを作ろうとしている。7セグLEDはthingiverseのデータを使って外枠プリントして、NeoPixelをいい感じにはめ込んだもの。

3Dプリントした外枠
セグメントごとにNeoPixelを2個ずつ配置する
NeoPixelの固定はダクトテープでやっつけ。

これを4つとコロンは作ったので、あとはソフトのほうをつくればよい。まずはマイコンを何にするかと電源どうするかを決めねば。

マイコンはPro MicroかPro Miniにしよう。電源はモバイルバッテリ。操作は昨日秋葉原で買ってきたプッシュスイッチを使う。直径24mmのねじ式のやつ。サイズ的には数字一文字分のボックスに3個横並びで配置できそう。

操作は、赤ボタンでタイマーのスタートストップ、青と緑でカウンタ数値(minute)のUp/Downでいいかな。秒の桁はカウンタUp/Downすると0にリセット。秒単位の設定はできない。

7セグは福岡にある

先週、帰福したときに福岡に置いてきたので今日は7セグ実物はなしでマイコンのソフトだけつくる。まったくなにもなしだと寂しいのでテープLEDだけ持ってきた。

それっぽいのができた。1秒ごとにLEDが一つずつ赤色に変わっていって、全部赤になったら虹色ピカピカ。本当は音も鳴らしたいけど、スピーカーやブザーを持ってき忘れたので今日はここまで。

電卓完成

TENTAKUに刺激を受けて電卓を作りだして3か月半ほど、ぼちぼち作り続けてて、いちおう完成した。

完成品の写真

こんな感じ。TENTAKUの未来感ある見た目とは正反対のレトロ調。

自作電卓TUTUculatorの正面写真

外装はFusion360でデザインして3Dプリンタで印刷。フィラメントは当初PETGで印刷してたけど、テカテカして安っぽくなってしまうので最終版はPLAで印刷した。

全体の形状はCasio MiniのCM-605あたりを参考につくった。ちゃんと開け閉めできる電池蓋をつくれたのがうれしい。

工夫したところ

現在の形に落ち着くまでにかなり試行錯誤したけど、キーキャップのレーザー印字はTENTAKUを作ったときに比べるとかなり進化した。

TENTAKUのレーザー刻印
二世代目プロトタイプの大失敗レーザー刻印

2.5Wのレーザーカッターなのでパワー不足だとあきらめかけていたけど、刻印中の様子をよくよく観察してると、ススがほんのちょっとキーキャップに付着した瞬間に、一気に焦げ焦げが広がることに気がついた。

どんなに薄くて表面だけの層であっても、黒色でありさえすればレーザーのエネルギーをしっかり吸収してくれる!ということで、ホワイトボード用のマーカーで表面を黒塗りして刻印してみたら大成功。レーザー出力20%ぐらいで十分だった。

フォントはBrieというのを使った

昇華インクを転写するのも試してみようと思って、印刷を注文してたけど、レーザーが思った以上にうまく刻印できたので転写は次回作に向けて取っておくことにする。

中身など

構成はプロト版からあまり変わってなくて(途中、7セグLED使ったりしてたけど)、最終的にマイコンはArduino互換機のPro mini、表示器は16文字x2行の秋月LCD。キースイッチはGATERONの青軸でキーキャップは遊舎工房の白色DSA。電源は単4電池一本で秋月の5V昇圧モジュールをつないでいる。

電池ケースをかっちり固定するところまで作り込めなくてホットボンドで接着した・・・

キーボード部分はだいぶんこなれてきて、かなり安定して作れるようになった。枠組みはプロト版はうすい一枚板だっだけど、最終版ではキースイッチの引っかかる部分だけ薄く残して枠の内側は厚くすることで強度を大幅UP。足もつけたのでキーボード部分だけでしっかり自立できるようになった。

9本の足と、枠の中央部は厚くしつつも、キースイッチのツメが引っかかるところは薄いまま。そして空中配線もちょっとだけ上達、高低差をしっかりつけることでスズメッキ線で交差部分を接触させずに配線できた。
基板とキーボード部分の接続はEHコネクタを使ってみた。けど、コネクタのピン圧着するのにある程度太い配線が必要になるので、かなりかさばってしまった。ここはUEW線のほうがよかったかも・・・

最後に

かなり難儀したけど、単独で使えるモノとして作りあげることができたのがよかった。本職のはずのソフト部分がいちばんやっつけでつくってしまってるのがかなり残念だけども・・・

背の低いキースイッチを使った薄型バージョンや、キーの数をもっと減らした2進数電卓、パソコンにつないでテンキーとして使える電卓など、いろいろと作ってみたい電卓案はあるので、電卓道楽として、これからもぼちぼち作り続けていきたい。

VR KIT ハッカソンに行ってきた

Nintendo Labo VR KIT でわいわい楽しむ 1Day ハッカソンに行ってきた。

会場はこの間のxR Tech Tokyoと同じ、六本木ヒルズ – メルカリさん。

心構え

「VR KITのラボ機能を使ってオリジナルVRコンテンツを作る集まり」なんだけど、CONNPASSのイベント説明ページに”段ボール等の持ち込みは大歓迎です”とあったので、段ボール工作をするつもりで参加申し込みした。

VR KITは基本のHMDだけ。あとはAmazonの段ボール。

もくもく作成

切断装備がアクリルカッターとアートナイフだけだったので段ボール相手としてはかなり苦しかった。まともなデカいカッターがあればもうちょっと楽に切れたはず。

あと、どうしても段ボールくずが出てしまうので、コロコロ代わりにダクトテープでこまめに集めてたつもりだけど、ちょっとは回収しきれてないのが残ってるかも・・・申し訳なし。。。

今回初めてダクトテープ使った。銀色でかっこええ。

つくったものは

段ボール製のVRホルダーをつくった。これは去年のMakerFaireTokyoに出展したハッピーフォンホルダーと、そのあとに作ったハッピーフェイスマスクに続くハッピーシリーズ第三弾!ハッピーVRホルダー。

ハッピーフォンホルダー。今回のVRホルダー作成はこれを逆向きに掛けたときの目隠しされてる感覚がヒントになった。
ハッピーフェイスマスク。一応これも内側にVRのHMD入ってるのでVRホルダーと言えなくもない。

現地で完成品だけをキレイに撮影してなかったので、帰ってから取り直した写真が↓コレ。

ダクトテープ巻き巻き、かつ角ばってるのでメカ感がある?
手の部分は自分の手を段ボール上でなぞってカッターで切り抜いたので実物サイズ。
あと、見切れてて映ってないけど背面端っこのところにカウンターウェイトとして水入りペットボトルを差し込むようになってる。
こだわりポイントはダクトテープで作った切り文字の”LABO”。あと縁取りも幅を測ってVR KITに合わせてる。

最後に

twitterにいくつか写真や動画があげてもらってるけど、皆さん興味を持ってくれて順々に試してもらえたので大満足。ほかの参加者の方々が作られた、まっとうな?VRコンテンツはどれもよくできていて素敵だった。

今回は自分も含めて参加者の皆さん全体的にラボ慣れしてない人ばかりで、みんなで手探りしながらノウハウを物理でつぶやいて共有していく感じが楽しかった。

前々からVRホルダーの試作をしようとおもってたので、今回のハッカソンがちょうどよい機会になって無事試作完成できてよかった。もし次回があって参加できそうだったら今度はちゃんとしたコンテンツ作りもやってみたい。良い機会をつくってくださった@ikkouさんに感謝。

電卓づくり現状

ぼちぼち進んできたのでいったん記事にまとめる

キーパッド部分をつくった

キーパッドはメカニカルキーを使う。キースイッチは基板へのハンダ付けだけで固定するのと、基板との間に固定用のプレートをいれる方法があるらしい。

今のところ基板つくってないので固定用プレートが必要!ということで、先日入手したレーザー彫刻機でボール紙をカットしてプレート作成。彫刻用なのでG-code的な動きに対応してなくて、かなり時間がかかった。四角く切り取るだけなのに・・・

Banggoodで買った1万円ちょいのレーザー彫刻機(3W)でボール紙をカット
キースイッチをはめこんだ様子。紙製と思えないぐらいいい感じ!

ボール紙のプレートでいけそうな感触だったので、今度は3Dプリンタで土台を作ってみた。

おためし4キー。コンパクトでかわいさがある。
電卓用に4×5。細長いキーは支えるのが面倒なのでこんかいは全部1uサイズ。
キーを押したときにフチがぴったりくるようにしてみた。
裏面は空中配線。線がかさばりすぎたので、このあとUEWに置き換えました。

表示器は悩みすぎた

TENTAKUを参考に7セグLEDを使おうとしたのだけど、ちょうどいいサイズのが見つからず迷い始める。10桁表示目指そうとするとどうしても、ちっちゃくなって数字が見づらいし、でかくすると横幅はみ出すし・・・

結局、まずは秋月で500円ぐらいで買ったLCD(2行16桁)をつかってみることにした。

2行16桁のLCD、文字も表示できる。

マイコンはPro mini Nono(もどき?)

先日の記事ではPro microを買ったと書いてたけど、ちょっとお値段が高くてもったいない気持ちになったので、AmazonでPro mini Nano 5個セットを購入。一つ370円。

電池1本で動かしたかったのでDCDC昇圧モジュールというのも買った。

とりあえず合体

背面プレートは段ボール製。プロトタイプ感がある。
とにかく電池ケースがでかくてツライ。LEDじゃなくて液晶だからコイン電池でもそこそこいけるのかな。

最後に

いちおうハードウェア部分はなんとか形になってきたので、ようやくソフトのほう作る気持ちになってきた。とりあえず四則演算ぐらいはできるようにしよう。

形になってきたといいつつ、実はキーパッドの右端の列がおかしい(左端の列と同じキー押したことになってしまう)。隣の列ならまだしもなんで両端同士が?と不思議だけど。。。 どこかがショートしてるのだろうか。

なんにしても、こうやって単独で動かせる形でモノつくるのはいろいろわからないことが多くて、いろいろと楽しめました。基板も設計して発注してみたいし、ケースもカッコよくしたいし。自作電卓、たっぷり楽しめそうです。

電卓つくってみようかな!

前回の記事で、TENTAKUを作った話を書いたけど、電源スイッチが操作しづらいのと、キー同時押ししたときに0が入力されるのをなんとかしたいと思った。

自作するしか・・・

TENTAKUのソースコードが手に入れば、同時押しのほうは対処出来るかと思ったのだけどやはりコード公開は難しい様子。

ということで、自力で作ってみる。

マイコンはなににする?

マイコンは、自作キーボード界隈をちょっとだけ調べてみるとPro microというボードがよく使われている様子。TENTAKUは今手元にないので詳細見れないのだけどマイコンチップ単品で乗ってたような気がする。

とりあえずお手軽にPro microを使ってみる。とりあえず遊舎工房で売ってたスイッチサイエンス版Pro microというのを買った。
(下のリンクはスイッチサイエンス販売の SparkFun版 )

表示器はどうする?

こちらはまだ迷い中。白黒LCDが電池持ち最高っぽいけど、青色7セグLEDの見た目の良さも捨てがたい。LCDはi2cコントローラ付きで簡単制御できそうだけど、7セグのほうは別途コントローラIC使わないとピンの数的に苦しそう。

ひとまず

いくつか部品を買ってきたのでブレッドボードでお試し動作してみよう。電源どうするかも動かしながら考えてみよう!

こうやってひとまとまりのモノとして電子工作しようとすると、いろいろと難しいポイントが見えてくる・・・。センサーとか有機ELとかを単品でお試しで動かすだけなら簡単だけど。ちゃんとつくるって大変だ。たくさん作ろうとなるといよいよ大変。

HicarixバッジとかTENTAKUとか、本当にすごいなあと思う。

TENTAKUを買ってレーザー刻印した

電卓自作キット

最近、自作キーボードが流行ってますが、その流れ?で電卓の自作キットというのも販売されてます。

テンキー型 電卓自作キット”TENTAKU”

気になってたけど買ってなかった

以前からメカニカルキーの電卓が欲しいなと思っていたので、気になってたけど、キースイッチとキーキャップが付属してなくて、別途入手しないといけないというのが面倒で、手を出してなかった。(このあたりをカスタマイズできるのがキットのいいとこだと思うので付属してないのが当然とは思いますが)

遊舎工房なら一気に全部揃えられそう

TENTAKUは通販のみと思ってたけど、自作キーボード専門店の遊舎工房でも売られてるというのを知って、トライしてみようという気持ちが強まった。

無事ゲット、そして少し困った

福岡から横浜に出張中なので、秋葉原は1時間かからずに行ける。ということで遊舎工房で人気のキースイッチとTENTAKUで使えるキーキャップを教えてもらって、一式購入。

キーボードは好きだけどキースイッチやキーキャップには詳しくなかったのでいろいろ教えてもらったんだけど、一つ困ったのがテンキー部分が印字されたキーキャップのセットというのが存在しないということ。

英字のとこまで含めたフルキー分の印字ありセットを買えばテンキー部分もついてくるけど、いらない英字キー部分までついてくるのでかなり割高になってしまう。

お店の人のアドバイスで、無刻印のキートップとデカールのキットを買った。これを張り付ければ一応それっぽくなるはず。

組み立てとはんだ付け

こまかいチップ部品とかははんだ付けされた状態で、キースイッチだけはんだ付けすればいいのでかなり簡単に完成できた。

どうせならレーザー刻印

デカールは張り付けた後にコーティングが必要だったりとかで、ちょっと手間がかかりそうだったのと、前々からレーザー刻印が気になってたので、よい機会と思って格安レーザー彫刻機を買ってみることに・・・

レーザー彫刻機

Bang goodは値引きの変動が激しいのでよくわからんけど、1万3千円ぐらいで買ったはず。。。

レーザーレーザー

ファブ施設にあるようなすごいのに比べると、めちゃくちゃパワーが弱いので瞬発力に欠ける。ということでゆっくりビームあてると今度は焦げてしまう。のだとおもう。

それでもどら焼きの焼き印みたいなのはできた。

肝心のキートップはどうだったかというと

なんだか焦げ焦げ。さすがに市販キーボードのレーザー刻印みたいにはいかないと思ってたけど、焦げすぎ感がひどい。

レーザー強度と移動速度が調整できるのいろいろいじってみたけど、まったく刻印できない状態の次が真っ黒こげ。ちょうどいい中間状態みたいなのが実現できず。

なんとかぎりぎり妥協できるラインをさぐってできあがったのがこちら。

ソフトのバグなのかレーザーの特性なのか、印刷し始めの上端がかすれ気味(とくに4がひどい)だけど、焦げ跡もふくめて味がある感じに仕上がったということで。。

最後に

電卓自作キットをきっかけにレーザー刻印にも挑戦できてよかった。キットの電源スイッチがちょっと操作しづらいので改造するか、電卓の完全自作にも挑戦してみたい。

Neo Pixelを使いこなしたい LEDピカピカ編

その1はこちら
配線編はこちら

LEDぴっかぴか

ぱっと思いつくのは、単色点灯しっぱなし、単色明暗変化、虹色変化、ランダムぽく点滅あたり。

当初の構想

発光のパターンを表現するようなDSLみたいなのをつくって、好きなパターンをそれで表現してみたいと考えていた。パターンを確認するためにp5jsでピクセルをリング状に立体配置して、パターンを確認するための簡単なシミュレータちっくなのもつくってみたりしていた。

↑はリングごとに色が変わるパターンと、全リング同じ角度で円の色が変わっていくパターン。p5jsで試したコードをMicro:bitに実装したら実物LEDも同じ感じでピカピカしていた。

VJ系のソフトが気になった

一個一個のパターンをコーディングしていくのはなんか今一ついけてないなと思ってたところ、つくるけぇの大下さんの投稿でTouchDesignerというVJに使われるソフトの存在を知る。

このソフトで生成した画像をLED発光に使えたらかっこよさそう!ということで、唯一?のTouchDesigner日本語書籍をKindleで買って使い方の勉強を開始。


ノードのつなぎ方など、基本操作から応用編まで、この本のおかげでとりあえず触ってみるとこまでいけた。感謝。

あとは「映像音響処理概論 2018」のページ。第十四回のPythonのとこを見てPCに接続したMicro:bitにシリアルでLED色の情報を順次送るところまで到達したけど、どうにも速度が出ない。LED138個で秒間1回更新みたいな速度で、FPSあげると通信が詰まってしまうような現象になったので、Micro:bit使用をあきらめてm5stackさんに乗り換え。

DMX/artnetとかいうプロトコルが使えるようなので、少し調べてみるとクリスマスが近いせいか、まるで僕のために書いてくれてるの?と思えるmgo-tecさんの記事を発見。記事内で紹介されているJinx!というソフトがかなり素晴らしかったのでTouchDesignerもあきらめるか?となりかけたけど、プロジェクションマッピングにも興味あるのでJinx!は使わずTDで頑張ることに。

最初はmgo-tecさん作のコードを使ってたのだけど、LED138個だと、データ受信ごとに色反映するとなんかおかしくなる?ようなので、Arduino用のartnetライブラリについてたサンプルコードのほうに乗り換え。こちらは全LED分のデータ受信してから1回発光更新しているようす。

勢いでnano Kontrol2とnano pad2を購入。かなりあっさりTDへの入力として使えるようになった。線アリは不便なので無線のやつにしたほうがよかったかも。。

画像の各ピクセルをDMX用データに並び変えてつなげるところがちょっと苦戦したけどなんとかできたのが展示日の朝3時。なんでかわらかんけど結局シリアルの時と変わらないぐらい更新頻度は遅くなってしまった・・・。完全に詰まってしまわないのだけが救いだったけど。

ということで、すこし不満足な出来だったけど初TDでの作品づくり体験ができて満足。LEDだと解像度的には激低だったので、つぎはプロジェクターで映像うつすのもトライしてみたい。