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アクリルプレート用の光るスタンド作り

動機は?

たまによくある記念品のアクリル彫刻されたプレートを立てるためのスタンドが欲しくなった。1000円ぐらいで市販されてるけどせっかくなので自作にトライ。(過去に2~3回作ってるけど記録してなかった……)

ケースは試行錯誤

ケース形状はいつもどおりFusion360で試行錯誤。今回の目指す形は、単4駆動、どうせ裏向きなので電池蓋なし。PUSHのトグルスイッチで電源ON、昇圧モジュールで5Vを生成してる。

テープLEDは白色の通電するだけで光るものを使用。(最初はNeoPixel+ATTiny85のつもりでケースの幅も考えてたけど光の色変えなくてよいというリクエストだったのと、マイコン入る隙間がなくなりそうだったので、単色にした。)

NeoPixelに比べると単色テープは幅も厚みも小さいのでアダプタを作ってケースにマッチさせた。

ケース上部のスイッチ穴とケース下部に絶妙な大きさで突起を作ることで、接着剤なしでPUSHスイッチを固定できている。

電池ケースのケーブルと、テープLEDの配線を通すために、ケース下部は左右に溝がある形にしている。サポートなしで印刷できるように”<”の形。

素材

フィラメントはPolyMaxのPLA灰色
昇圧コンバータ―
PS-85S(秋月在庫切れ?)
単4電池ボックス
白色テープLED

最後に

いつものことながら、Fusion360をいじっていると、ついついギリギリサイズを狙うせいで、かなり窮屈になってしまう。なんとかケースに収まってよかった……

レーザーカッターで定規を作った

2年前にもやったけど、そのときは記録を残してなくて、やり方を思い出すのに苦労したので、今回はちゃんと記録する!

2023/05/06追記

赤線0.001mmでカットなのになぜかまったく認識されない。
→赤(255,0,0)の濃度が95%になっていた。100%にしたらいけた?

イラストの画像ファイルとカットのラインが重なっているとカットされてない気がする。

作るもの

厚さ2mmのアクリル板を使った定規。横幅102mmほどで縦が26mmぐらい。

適当なフォントでデータを準備した状態。普通にレーザーカッターを使う場合、文字や絵の部分はレーザーカッターの彫刻モードで、ラスタースキャン的に彫刻することになるけど、細いレーザーで何本も線を引いて面を塗りつぶすような動きなので、かなり時間がかかる。レーザーカッターの利用時間をなるべく短くしたいので、だいたいいつも彫刻モードを使わない方法で、文字や絵入れするようにしている。

やりかた

絵や文字の部分を線画として考えて、出力を落としたカットモードでなぞる。こうすると、本当に線のある部分だけをなぞるので、彫刻モードよりもだいぶはやい。ただし、線画として扱うためには、データが線で表現されている必要がある。

フォントを単線にする

ふつうにやると、フォントの一画一画は面積のある状態。これを単線にするにはいろいろ方法があると思うけど、アルファベットの場合は、Inkscapeのエクステンション-テキスト-Hersheyテキストを使うとよい。

文字列の部分を単線化した
tutuurara.comのところはオブジェクトをパスに変換して、輪郭線だけにする

気を付けること

線の太さは0.001mmにするけど、アウトライン表示だと見え方がだいぶ違うので、なるべく直前で0.001mmに設定するようにしている。

Inkscapeでグループやクリップグループとしてまとめられていると、Illustratorで開いたときにうまく選択できないことがあったので、カット用のデータを準備するときにはなるべくグループ化は解除しておいた方がいいかも。(アウトライン表示にするとクリップグループが緑の線で可視化されてた気がする。)

Speedy100の設定

以前、黒にカットを割り当てたけどうまくいかなかったことがあったので、赤を浅めのカット線、青を切断用のカット線に設定した。印刷操作するたびにマテリアル設定がもとに戻ることがあったので気を付ける。

・黒:スキップにする
・赤:カット、パワー 31.0、スピード 2.50、PPI/Hz 5000Hz
・青:カット、パワー100.0、スピード0.60、PPI/Hz 5000Hz

仕上げ

アクリルの保護紙をはがすのはしばらくお湯につけるのが一番楽。

紙をはがしたら、浅くカットした部分にポスカでインクを流し込む。細かい文字が連続している部分は、流し込むというよりインクを過剰に出しつつ、ベタ塗りするようなイメージ。

ポスカは細字よりも中ぐらいのほうが塗りやすかった。もっと太いのでもよかったかも。

最後に

諸事情で年に1度ぐらいノベルティグッズ的なものを作ってるけど、ちゃんとノウハウをメモしておかないと、びっくりするぐらい忘れてしまう。

今回はSpeedy100でカットしたけど、前回定規を作ったときは家の非力なレーザーカッターで浅めのカットだけ実施して、定規の外形はテーブルソーで切った。これは本当に本当に大変だった。。。

時間のことを考えると、外形だけSpeedy100で切らせてもらって、文字とかイラスト部分は家でゆっくりやる方式でもいいかもしれない。

家のレーザーカッターを使うときは、InkscapeのGcodetoolsでデータを生成して、LaserGRBLでカットした、、はず。

名前PICKERをアップデートした

2023/12/06追記

電池切れ。

2022/10/19追記

今日電池切れ。2022年6月に作ったので思った以上に長持ちした。電池一本でもよかったのかもしれないけど、電池本数減らしても厚みは減らせないから、逆に3本に増やしてもいいのかも。

用途も使い方も前回と同じ

あらかじめ登録された複数人の中からランダムに一名を指定するための装置。授業中に回答者を指定するために使うことを想定してます。

今回注力したところ

簡単に電池交換できることと、文字を大きく表示できるようにOLED2枚使いにしたところ。

前回のNamePickerはCR2032を使っていたのだけれど、ケースを開けて配線丸出しにしないと電池交換できなかった(LEDをもいだ効果か、3週間ぐらいは電池が持った様子)。

今回はできるだけ手軽に電池交換できるように、部品の入っている空間と電池の入る空間を分けて、スライド式で開けられる電池蓋をつけた。

また、前回は128×32のOLED1枚を使っていたけど、文字が小さすぎて名前がよく読めないという問題があったので、今回は128×64のOLEDを2枚組み合わせて使って、文字を大きく表示できるようにした。

LovyanGFXでつまづいた

実は前回も128×32のOLEDを使おうとしたときに、偶数行奇数行の描画順序の問題でつまづいて、らびやんさん(@lovyan03)にアドバイスいただいていたんだけど、今回は1つのマイコンで2枚のOLEDを扱おうとしたら最後にinitを読んだ方しか使えない問題でつまづいて、またまたアドバイス頂いた。

LovyanGFXでは、I2Cに使うピンを自由に選べるので、てっきりソフトウェア的なI2Cだと思い込んでいたんだけど、実はESP32のコードではハードウェアI2C(ESP32には2個あるらしい)を使っているとのこと。ただ、ESP8266向けのほうはソフトウェアでやってるので、そちらのコードを移植してくれば3つ以上のディスプレイも使えるかもとのこと。

前回も今回も、つぶやいた直後にアドバイス送ってくださってるんだけど、いったいどういう仕組みで監視しているのか……
ありがたや。

Fusion360もがんばった

今回はちょっと頑張ってモデリングした。趣味のロボット製作という本を参考にさせてもらって、ケースそのものだけではなくて、OLEDやボタン、電池など、内蔵される部品もモデリングしたり既存データを取り込んだりして、中身が見える状態でケースをモデリングした。

いつもはケースに組み込む部品のサイズだけをノギスで計って、その部品が配置できるだけの空間を空想しながらモデリングしてたけど、ちゃんと部品もモデリングすると、干渉するかどうかが正確にわかるので、格段にケースが作りやすかった。

最後に

今回、初めてFusion360で各パーツをコンポーネントとして定義した。(今まで全部1コンポーネント内に複数ボディとして作っていた……)

コンポーネントに分離すると、移動もできるし、色分けも簡単にできるし、アニメーションも作れる。ということで組み立てアニメーションも作ってみた。

今回は、Fusion360を活用できたので満足。

LEDパネルでドット絵表示

ツイッターで見かけたLEDパネルを作ってみる!

zerotaro さんの作品と、PikaPikaらいとさんの作品をみて、類似品を作ってみることにした!

https://twitter.com/KPmilk3/status/1469949365339176960

LEDパネルをどうするか

手元にNeoPixelのテープLEDがあるので、zerotaroさん方式でやってみようと思って検討してみたのだけれど、手持ちのテープLEDは1mに144LEDのものと1mに60LEDのものだった。

なるべく密度高めで作りたかったので1mに144LEDのほうを使おうとしたところ、LEDの間隔(約7mm)に対してテープの幅(12mm)が太すぎて、テープをぴっちり並べても正方形ドットを表現できないことに気が付いた。

もともとテープ折り返しの部分のはんだ付け面倒そうだなぁと思っていたのも相まって、ありものの16x16LEDパネルを使うPikaPikaらいとさん方式に切り替えた。

LEDパネルが売ってない?!

PikaPikaらいとさんの購入先を見に行くと、8×8と8×32のパネルはあるけれど、16×16は売っていない様子。

AliExpressを見に行くと、16×16が3枚セットで3400円ぐらいだったので、とりえあず注文。到着が3/30予定になっていたけど、3/16までに完成させたかったので、国内で売ってないか探してみたところ、秋月通商で1枚3800円で売ってるのを発見😢。送料+500円で合計4300円で1枚購入。AliExpress分と合わせて計算すると1枚1900円ぐらいに薄まるはず。

マイコンはSeeeduino XIAOに決めた

以前調べた小さいマイコンたちのうち、Seeed XIAO BLEがバッテリーチャージャー付なので魅力的なんだけど、まだ日本で販売されていないぽい。(IMUなしのほうを1つだけ買ったけど、技適あり版が欲しい!)

ということで、Seeeduino XIAOを使うことにした。(あらためて表を見返してみたらSeeed XIAO RP2040を試してみてもよかった。せっかく買ったのにこちらも使ってない……)

ソフトは適当に作った

画像をコードに置き換えるのが面倒だったので、こちらのサイトを使わせてもらった。Web系?を想定されているのか、頭に0xではなくて#がつくので、#を0xに置換。int型配列にRGBの3バイト分をいれてるのでちょっと無駄があるけど、気にしない!実行時に1バイトずつシフトしてRGB取り出している。あと、電流たくさんになるのが怖いので明るさ4分の1にしている。コードぐちゃぐちゃだけど、あとでgithubに追加するつもり。

2022/3/19追記
登録した!
https://github.com/yusukeyusuke/pixelart-led-panel

画像の色とLEDの色は全然違う

いつも思うけど、画面上で見てる色と、LEDで表現した色は全然違うように見える。画面上ではかなり暗めに調節したほうがよい気がする。

枠を印刷

LEDパネルをドット絵らしくみせるための秘訣は四角い枠と拡散用の半透明の板。以前、3Dプリントのデータに一時停止の命令を入れておいて、その間にフィラメントの色を変えるという技を覚えたんだけど、今回は白と黒の同素材のフィラメントがないのでこの技は使えず。(もしかすると、途中で温度も変えるように設定しておけばいけなくはないのかも)

枠のSTLデータも後ほどgithubに登録するつもり。

2022/3/19追記
登録した!
https://github.com/yusukeyusuke/pixelart-led-panel

黒い枠はPCで、白い薄い拡散板はPLAで印刷した。

枠に拡散版を重ねる(この枠はお試し印刷の白枠)
上半分が黒枠、下半分が白枠。黒のほうがドットの輪郭がはっきりする

XIAOをケースにいれて完成!

最後に

今回はLEDパネルを使ったけど、zerotaroさん方式で任意の形状を表現できるのもやってみたい!!

レーザーカッターでカット&溝彫りした

久しぶりに触ると大体なにかミスする

次回のミスを少しでも減らすためにここにメモしておく。

大前提

「ファイル→プリント→プリンター→詳細設定」のところから「印刷」を押す。この行為で印刷範囲がイラストレーター側に反映されているような気がする。これをやらずにそのまま「ファイル→プリント→プリント」にいくと、(おそらく印刷範囲の関係で) JobControl側に空っぽのJobが登録されてしまう。

切り分けがちゃんとできるように

大前提の設定をミスっていると、それ以降の切り分けがうまくいかないので、大前提+シンプルな赤線(0.001mm)だけのデータで、JobControlに認識してもらえるか試した方がいい。

今回トラブったのは、InkScapeでデータを作ったときに、レイヤーを分けてトレース元のビットマップ画像を張り付けていたこと、そしてそのレイヤーを非表示にしていたこと。

色にも秘密がありそう

印刷時間を短縮するために、基本的に彫刻は使わず、カットのみで済むようにしている。アクリル2㎜に対して、パワー31、スピード2.00、PPI/Hz 5000で、切り落とさずに溝を彫りこむようにした。

デフォルト設定だと、黒が彫刻で赤がカットになっているので、黒の設定を上記の値に変えればちょうどよいかと思いきや、どうも黒だけ特別設定?になっているようでうまくカットして認識してくれない。

色の優先度順を変える方法が分からなかったんので、赤を溝彫りの強さに変えて、青をカットにすることでなんとか思い通りにカット&溝彫りできるようになった。

最後に

データを作るのはInkScapeだけど、現地ではイラストレーターで印刷するので、違いに戸惑うところもあるし、時間貸しなので気持ちも焦るしで、レーザーカットしに行くと毎回かなり疲れてしまう。

次回はスムーズにいけるといいな。

2022/2/23追記

今回もミスった!!!

両面に加工してるのだけど、表裏の位置合わせがいまいちだったのと、加工中の本体の揺れで材料が移動してしまったので、いろいろずれた。

表裏の位置合わせは、1か所でやるんじゃなくて、2か所でやらないと、回転方向のずれを検知できない。材料の移動は何かしらのテープで材料を貼り付けておけば解決できるはず。

Nintendo Switchのジョイコン修理

ジョイコンが不調になった

スイッチ発売直後ぐらいから、ジョイコンのスティックが静止状態にできないというJoy-Conドリフトが問題視されていて、アメリカでは集団訴訟が起きてるようでした。

運よく発売当日にスイッチを入手できたものの、まともに遊んだのはゼルダとスニッパーズぐらいで、特にスティック不調を感じることもなく数年たちました。

どうぶつの森とマイクラでドリフト発症した

スイッチ版のどうぶつの森を遊んだあたりで、ドリフトがすこし発生し始めましたが、ごまかしごまかしで使っていました。

去年の夏ごろにNintendo Switch Online加入者向けに、マイクラダンジョンズが期間限定無料で遊べるキャンペーンが実施されたのをきっかけに、ダンジョンズではないほうのマイクラを遊び始めたところ、スティックが本格的に不調になりました。

スティックを交換することにした

エンチャントするときにドリフトで別の項目を選んでしまったりするようになってきたので、面倒だけどあきらめてスティックを交換することにしました。

Joy-Conドリフトの話題をみかけたころ(数年前)に、将来の不調に備えてAliexpressでスティックをいくつか購入していたので、それに交換しようと思ったのですが、すこし調べてみると最近のスティック部品はすこしドリフト発症を抑えるような改良がされているらしく、それほど高い部品でもないので、新しいスティックを買うことにしました。

買ったのはこちら

メインの商品画像に文字が入ってるあたり、あまりきちんとした商品ではなさそうな予感ですが、いちおう、商品画像通り、裏面が#型中央に膨らみのある形の品物が届きました。

ドライバーはこちら

任天堂の製品の外装はY字ネジが使われているので、普通のプラスドライバーでは開けられない。

2mmぐらいのY字ドライバーがちょうどよいというので、ホームセンターでY#2という表記のドライバーを買ってみたら、サイズが全く合わなかった(ドライバーが大きすぎた)ので、アマゾンでアネックスのドライバーを買った。

交換は簡単だった

左コントローラーに比べると右コントローラーのほうがIRセンサーがついている分、少し複雑だけど、左コントローラーはスティックのねじ部分に別の部品のフレキシブルケーブルが干渉してるのでいったん抜かないといけないのに対して、右コントローラーはそういったことがないので、右のほうが交換がすこし簡単だった。(フレキの抜き差しやりたくない)

最後に

ジョイコンが不調になってから、1年近く交換するのをためらってたけど、やってみたら予想以上に簡単だった。交換後は今のところ快調に使えている。

自作キーボード用の小さいマイコンボード候補

前回の投稿(もう3か月以上前・・・)の最後に、ATOM LiteだとDeep Sleepでも電池が持たなさそうなのでM5STAMPを試したいと書いた。

M5STAMP以外にも小さめのマイコンボードがある

BTキーボードにはM5STAMPがよさそうだけど、Seeed XIAO(無印?)とSeeed XIAO RP2040というのもちょっと気になる。Seeedのサイトをみると、XIAOのBLE対応版もあるみたい(日本未発売&OUT OF STOCKなので今のところ入手できなさそう)

仕様を表にしてみた

ItemPriceProgramming
Environment
ButtonUser LEDWifi
Bluetooth
USB interfaceMiscellaneousProcessorCoreStorageNet weightProduct size
M5Stamp
Pico Mate
$5.00Arduino
MicroPython
User ButtonRGB LED
(Neo Pixel x1)
2.4GHz
IEEE 802.11 b/g/n
(Max 150Mbps) /
Bluetooth V4.2
BR/EDR
BLE standard
noneESP32-PICO-D4
Datasheet
Xtensa LX6 (2 core)
@240MHz
SRAM 520KB
FLASH 4MB
2.6g18*24*4.4
mm
M5Stamp
C3 Mate
$6.00Arduino
(MicroPython)
User Button
Reset Button
RGB LED
(Neo Pixel x1)
2.4GHz
IEEE 802.11 b/g/n
(Max 150Mbps)
Bluetooth V5
TypeCESP32-C3
Datasheet
RISC-V (1 core)
@160MHz
ROM 384KB
SRAM 400KB
RTC SRAM 8 KB
FLASH 4MB
3.8g34*20*4.5
mm
Seeeduino
XIAO
$5.40Arduinonone
(リセット用のパッドあり)
RGB LED
(3Colors x1)
TypeCSAMD21G18
Datasheet
ARM Coretex-M0+ (1 core)
@48MHz
SRAM 32KB
FLASH 256KB
?g20*17.5*3.5
mm
Seeed
XIAO RP2040
$5.40Arduino
MicroPython
CircuitPython
Boot Button
Reset Button
RGB LED
(Neo Pixel x1)
(3Colors x1)
TypeCRP2040
Datasheet
ARM Cortex-M0+ (2 core)
@133MHz
SRAM 264KB
FLASH 2MB
?g20*17.5*3.5
mm
Seeed
XIAO BLE nRF52840
XIAO BLE nRF52840 SENSE
(IMUとマイク付き)
$9.90
($15.99)
Arduino
MicroPython
CircuitPython
Reset ButtonRGB LED
(3Colors x1)
Bluetooth V5TypeCNFC
Zigbee
Battery charging chip:
BQ25101
nRF52840
Datasheet
ARM Cortex-M4 (1 core)
@64MHz
SRAM 256KB
FLASH 1MB(on-chip)
FLASH 2MB(on-board)
?g21*17.5*?
mm

いつの間にかいろんなのが発売されてたのだな

こうやって並べて見比べてみると、XIAO BLEがバッテリ充電IC付きなので、この基板とバッテリだけあればなんでもできそう。品切れ状態なのが残念。あとこのXIAO BLE技適未取得機器なので日本で使うには総務省への特例申請が必要。

あとはM5Stamp PicoにはなかったUSB Type CのコネクタがM5Stamp C3にはついてるので書き込みが気軽にできそう。こっちはいろんなとこに在庫あるようなので買ってみよう。

最後に

年末年始の間に一個ぐらい記事を書こうとおもってたけど、マイコンの仕様表つくっただけで力尽きてしまった・・・

BLEキーボードを作ってM5STACKのコンテストに応募した

紹介ページ

コンテスト応募にはProtoPediaという作ったもの記録サイト?を使うことになっていたので、アカウント作成して作品作成の過程を登録した。

https://protopedia.net/prototype/2434

最初に動画と写真素材を選んでから、作品の概要から作成過程、思い入れポイントを順に入力していく流れ。作品作りの過程を記録するという目的があるので、いろんな人が書くであろう記事にある程度統一感が出るように、記載内容をガイドしてくれている感じ。

平型端子をかしめた

ProtoPediaでは画像素材の枚数に縛りがあったので、向こうに載せられなかった写真をこっちに1枚載せておく。

今回はアーケードのゲーム機で使われるような大きなボタンスイッチを使ったんだけど、それの端子が平型端子(ファストン端子)とかいう名前らしい。

もともと持ってたQIコネクタ用のカシメ工具でカシメてみたけどうまくカシメられず。思い切ってHOZANのP-707を買ったらかなりいい感じにカシメられるようになったので満足。

あと今回はアマゾンでいい感じの より線6色セットを買えたのも満足ポイント。被膜がシリコンなので、はんだゴテを当てても溶けなくて扱いやすい。

最後に

今回はATOM Liteで作ったけど、DeepSleepしてもあまり電池が持たなさそうだったのでスイッチ付きの電池ボックスを使った。

このキーボードの作成途中に発売開始された、M5STAMPという小さなボードが省電力性能よさそうなので、これをつかって電源スイッチなしで一定時間でDeepSleep、キー押下で復帰するような、より普通のBLEキーボードっぽいふるまいのできるものを作ってみたい。

キーボード作り中断してる

いきなり基板設計から始めたものの、キットのキーボードも試してみたくてRE64というのを買ってみた。(基板のみ)
RE64を選んだ理由は分割タイプではあるものの配列がHHKに近いという点。

基板のみ購入だったのでアクリルパネルの部分は3Dプリント品で代用。

アクリル板よりも少し薄め(1.6mm)で印刷したのでちょっとたわむけどまあまあいい感じ。

ちょっと満足してしまった

RE64を作ってる前後で自作キーボードの基板も届いたけど、RE64を作ったことで少し満足してしまって結局自作基板のほうは はんだ付けしてないまま放置している・・・

最後に

RE64の配列はHHKとほぼ同じなんだけど、個人的には数字キーの分割が少し違う。。。
右手で6を押したいのだけどRE64は左手側に6があるのでちょっと(かなり)違和感あり。

キーボード作り中(基板発注した)

作り方を調べる

10日前にキーボード作ってみようと思い立って、まずは作り方を勉強した。AVR単体やArduinoは使ったことがあるので、基板づくり部分がメイン。

最初に自作キーボード設計入門を購入した。書籍の記載通りにKicadの操作を試すことで、基本的なKicadの使い方が把握できたのがよかった。

わからんことをつぶやいたら親切な人が教えてくれた

あとはKicadの使い方しっかり覚えたくてKicad入門実習テキストも購入した。

レイアウトを決める

レイアウトを作れるサイトでHHKBを左右分割したようなレイアウトを作ってみたけど、↑の配列だと右手側のマトリクスが5x7で1キー余るのが微妙だなーとおもって結局左右対称な形に落ち着いた。

親指を充実させてみたのと、サイズ違いのキーキャップ揃えるの大変そうな気がしたので大半を1Uサイズにした。

基板を設計する

自作キーボード設計入門をみながらやってたんだけど、両面対応の基板設計がよくわからずちょっと苦戦した。具体的にはキーごとにLEDをつけようとしたんだけど、自作キーボードのキットを持ってないので両面にどうやって配線したらいいのか思いつかず。そもそもKicadに慣れてないので今使ってるLEDのフットプリントが両面対応になってるのか、LEDをはめ込む用の穴が開いてるのか、そもそも穴が必要なのか・・・などなど。

結局自動配線がうまくいかないこともあって、初回の基板注文ではLEDをあきらめることにした。最終的な形はこんな感じ。

配線してる途中でチップの周辺に空間が足りなくなって外形を広げたせいで、TRRSジャックとProMicroのUSBの口が基板のフチからだいぶ遠くなってしまった。特にUSBケーブルのほうがちゃんと刺せるか少し心配。(基板とProMicroとの隙間大きめにすれば大丈夫と思っている)

一枚目を作ってみてまだよくわかってないのが、きれいに配線する方法。参考にした書籍に書かれてる通りにFreeRouterを使ってみたんだけど、一日待っても配線終わらず。なにかが致命的に間違ってたりするのかな。

結局手動で配線したけど同じ形のキーが多数並んでいるのに、配線をコピペする方法がわからなくて全部の配線を手で引いてるので形がそろってない。キーを斜めに配置してる部分の角度が30度だけど、Kicadの設定でちょうど30度を指定する方法がわからず。配線の角度完全フリーにしたせいでいよいよ統一感のない配線になってしまった。

基板を注文する

完璧を目指してると終わらなさそうだったので、いろいろわからない状態のままだけどとりあえず基板を注文してみた。業者はよく使われてそうなelecrowさんを選択。書籍に書いてる通りにKicadのデータをまとめてzipファイルをUploadして注文。基板の色が選べるので黒にしてみた。生産が1週間+配送1週間なので半月ぐらいで届くのかな?

最後に

ひとまず一枚目の注文まで終わったので、次回はもうちょっと基板の作り方を勉強してから二枚目のキーボードに挑戦する予定。今回のは最小単位の5枚、送料込みで5000円ぐらいぐらいかかったけど、10cm x 10cm未満だとかなり安くできるみたいなので、小物用の基板とかも気軽に設計&注文してみたいな。

追記

elecrowのサイト上で注文の状態が「in production」になってたので、データには問題がなくて、無事に製造始まったのかなーと思ってたら、外形(基板の輪郭)のデータが入ってないよってメールが来た。見直したらたしかに入ってなかったし、よくよく思い出してみると注文時zipファイルを作るときに外形のファイルを(なぜか)消した記憶も蘇ってきた。

外形ファイルも含めたzipファイルを作り直してメールに添付して送ったら、今度はOK!って返事をくれた。基板到着するの楽しみ。